Member’s Interview

「仕組みづくり」で中小企業の力になりたい。移住を機に出会った自分らしさを活かせる環境。

事務

プロフィール

鈴木 包美
2023年10月入社

大学卒業後、近隣の政令指定都市にある中小企業へ就職。既存事業の広報、顧客管理システムの導入、秘書業務などを担当しつつ、同時に新規事業の立ち上げにも携わる。新規事業では、顧客対応、配送業務、EC店舗立ち上げ、管理ツールの導入、BtoBの受注フロー構築、製造管理、メルマガ配信等幅広い業務を経験。3年前に夫の実家付近に移住し、2023年10月よりChatwork株式会社(現 株式会社kubellパートナー)にクルーとして入社。夫と5歳と3歳の子どもの4人家族、仕事のかたわら夫の家業の飲食店のホームページ更新、メニューづくり、SNS運営なども担う。

転職の理由と入社の決め手

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前職の新規事業立ち上げも非常にやりがいのある仕事でした。当初は4人しかおらず、誰かに教えてもらうことはなく、とにかく何でも自分で考えて動く状況でした。部署のトップは女性で、とてもパワフルでブルドーザーのような人で、まずは上司が切り拓いてくれた道を整備し形にしていくことや、抽象的な指示を具体化していくことがとても楽しかったです。4人でスタートした部署は、その後分社化を果たし、社員数は5倍以上に拡大、売上も10億円を突破することを経験しました。
しかし、腰痛による通勤困難や、子どもの体調不良により、徐々に休むことが多くなってしまいました。当時は管理職だったにも関わらず十分に責任を果たせないもどかしさがありました。さらに身内の体調不良も重なり、元々夫に任せていた子どもの朝の対応も私が担うようになってからは、より業務に影響が出るようになりました。会社も大きく成長し一定の区切りはついたため、これが潮時かと判断し転職を決意しました。

そのような中Wantedlyを通じて出会った「Chatwork アシスタント」は、中小企業のために働けることがとても魅力的でした。自分自身が中小企業の出身であるため、費用のかかるSaaSに容易に投資することができず自力で何とかしなければならないこと、多くの業務を限られた人数で並行して行わなければならず業務改善が後回しになりがちなことなど、中小企業が抱える課題を元々感じていました。そのため、その課題解決に取り組む「Chatwork アシスタント」には強く共感し、また自分がそこで働く姿をあらかじめイメージすることもできました。

その上で、これまでのBPOの一歩先を行くBPaaSというコンセプトに魅力を感じました。前職で新規事業を立ち上げた際には、メンバーの誰もが経験がない中で業務を行う過程で、失敗やクレームも多発していました。そんな時、尊敬する上司が常に言っていたのは「ミスが起きるのは"仕組み"の問題」という言葉です。その言葉に従い、ミスが起きる度に、どうしたらミスがなくなる仕組みがつくれるのかをメンバーと共に具体的に考えました。入力規則を設けたり、関連するデータを紐づけたり、手作業や個人の判断を極力減らすことでミスが大幅に減りました。また、システム導入で業務が安定化することも実感しましたが、一方で仕組みなくただシステムを導入しただけでは真の効率化にならないということも学びました。BPaaSとは、まさにそのような"仕組み"を1社のみならず世の中の会社に浸透させていくものであり、そこに自分の経験を大いに活かせると感じました。そしてBPaaS事業を推進する中で、DXに関する自分の経験をこれまで以上にもっと深めていきたいと思い入社を決意しました。

今している仕事の概要

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現在は、10社程度のお客様を直接担当しています。またサポートまで含めると15社程度になります。業務としては、秘書業務、経費精算、受注・在庫管理、データ入力、各種リサーチ、SNS更新、各種システムの導入支援など、事務領域の業務を幅広く担っています。必ずしも全てのお客様の指示が明確であるということはなく、中には契約時点では依頼する業務の内容が固まり切っていないお客様も多くいらっしゃいます。そのような場合は、まずは業務を棚卸しし、全体像を私の方でまとめた上で、お客様のご要望との差異を確認し埋めていくことで、実際に担う作業を具体化させていきます。

同時に受け持つ会社の数が多いからこそ、お客様とコミュニケーションを取る上では、​​決して流れ作業になってしまわないよう、もし自分が依頼者だったらという想像を常に働かせ、お客様が欲しいであろう報告やお声掛けを先回りしてできるよう心がけています。システム導入の際は特に注意を払っており、現在の仕組みがなぜそうなっているのかをよく想像しながらヒアリングを行います。もし既存のプロセスが複雑になっているのであれば、それには必ず理由があるはずです。過去からこれまでの積み重ねが今の業務フローであるため、完全に心機一転となるような提案ではなく、これまでの背景を十分に理解した上で、敬意をもって提案、対応したいと考えています。

今の仕事でのやりがい

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「Chatwork アシスタント」の主要な顧客は中小企業であることもあり、担当するお客様の業種、またお受けする業務内容は多岐に渡ります。そのため、その過程で様々な会社の仕組みを垣間見ることができますし、またその仕組み改善のために様々なSaaSを使用する経験ができます。使ったことがないSaaSを使用する時はもちろん不安もありますが、それ以上に自分の課題解決手法が広がることにワクワクします。

そのようなSaaSの活用に限らず、お客様が抱える課題解決のための戦略を考えるのがとにかく楽しいです。そして狙っていた通りに課題が解決でき、お客様から契約の継続や追加契約をいただけると、ご要望に応えられたという安心感と嬉しさがあります。自分がこれまで行ってきた仕組みづくりが、世の中にも確実に広がっていることを毎日実感しながら、やりがいを持って働いています。

趣味やプライベートについて

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リモートワークを活かし、平日は終業直後から、子どものお迎え、ご飯づくり、洗濯、お風呂、寝かしつけなど、子ども関連と家事を一通りこなす時間として有効に使っています。休日は、子どもと公園に行ったり、プラレールやお絵かきをしたり、夏には海やプールにもよく遊びに行きます。また、夫が飲食店を経営しているため、お店のホームページの更新やメニューづくり、SNSの運営なども時折手伝っています。
子どもがまだ親と一緒に遊んでくれる年齢なので、基本的には子ども中心の生活を送っていますが、3ヶ月に1回くらいは、夫に子どもを任せて、前職の同僚や友人とお昼からお酒を楽しむこともあります。元々ビールや日本酒がとても好きで、出産前は酒蔵巡りが趣味だったほどです。夫の地元に引っ越してきたものの、これまでは地域の方と交流するまでの余裕は、時間的にも精神的にもありませんでした。しかし、転職してリモートワークになってからは、夫の仕事を手伝うことも増える中で徐々に地元の人との交流の機会も増えてきました。せっかく移住したので、これからはより地域の活動にも参加していきたいと思っています。

未来の仲間に対して一言

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「Chatwork アシスタント」におけるリモートワークやフレックスタイムを軸とした柔軟な働き方は、子育てでトラブルがあっても対応でき、物理的な出社や固定時間勤務では対応が難しかった状況でも働くことができる大変ありがたい環境です。結果的に、自分や家族が健康でいられ、平穏な日常を過ごせる幸せを噛み締めています。

私のように地方に住んでいても思いっきり働けるのも魅力の一つです。家族の事情で住む場所に制限があっても、リモートワークのおかげで働く選択肢が増えました。自分らしく働くことを諦めていた方には、この環境をおすすめしたいです。リモートワークは孤独と思われがちですが、「Chatwork アシスタント」にはチームで取り組む安心感があることも魅力です。業務の相談を気軽にできるメンバーがたくさんおり、また特に注意が必要なセキュリティ面でも専門の社員に助けてもらえるので安心です。多様な経験を持つ仲間がいるので、日々成長する上での刺激にもなります。

最後に、「Chatwork アシスタント」は、自分の中での"当たり前"を世の中のために活かせる環境でもあると思っています。一般的に自身の経験は過小評価しがちですが、世の中にはその経験を必要としている会社が実はたくさんあります。自分のこれまでの経験を誰かのために活かせることは、とても嬉しいことであり、自信にもつながります。私のように、地方への移住により、本来自分のしたかった仕事を諦めていた人、自分が持っている経験やスキルを活かしきれていないと感じている人は、ぜひ「Chatwork アシスタント」に応募してみてください。多種多様な経験を持つ皆様とご一緒に働ける日を楽しみにしています!

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