Member’s Interview

"経理現場の困りごと"を知るからこそできる支援。地方に在住しながら、全国のお客様の課題解決に取り組む

経理

プロフィール

三浦 千寿
2024年4月入社

食料品卸・小売会社で経理を担当した後、より幅広い経験を求めて派遣会社に登録。製造業、自動車業、外資系企業など、さまざまな業種で経理業務に携わる。結婚を機に、小学校時代の恩師からの紹介で税理士事務所へ転職。2人目の出産後は個人事業主として子育てサークルを主催し、約3年間活動。その後、不動産ホールディングカンパニーで経理を担当する。子どもの進学に伴い、より柔軟な働き方を求め、2024年4月にChatwork株式会社(現 株式会社kubellパートナー)へ入社。現在は夫、高校生の娘、中学生の息子との4人暮らし。趣味はハンドメイドと食べ歩き。

転職の理由と入社の決め手

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商業高校を卒業して最初に就職したのは、食料品卸・小売会社での経理の仕事でした。その後、「もっといろんな業界の経理の仕事を経験してみたい」という思いから派遣会社に登録し、製造業や自動車業、外資系企業など、さまざまな分野で経験を積む機会に恵まれました。

そこからの転職は、実は思いがけない出会いがきっかけでした。結婚の報告で小学校の恩師を訪ねた際、先生が税理士になっていらっしゃったんです。「うちの事務所で働いてみない?」とお声がけいただき、税理士事務所で働くことになりました。ここでの経験は、後の経理の仕事にも大きく活きることになります。

税理士事務所を経て、2人目の出産を機に子育てサークルを主催するなど、個人事業主としても活動しました。その後、不動産会社で経理の経験を積みます。振り返ってみると、それぞれのステージで新しい学びがあり、その全てが今の仕事に活きているように感じますね。

今回の転職を考えるきっかけとなったのは、「小1の壁」ならぬまさかの「高1の壁」でした。子どもの進学により送迎が必要になったのですが、会社まで車で片道40〜50分という通勤時間が大きな課題に。高校生の時間割は一定ではないこともあり、送迎対応をすると定時での勤務が難しくなってしまいました。

そんな時に出会ったのが「Chatwork アシスタント」の募集でした。正直なところ、子育てとの両立を考えると時短勤務やパートタイマーしか選択肢がないと思い込んでいたんです。でも、募集要項を見て目からウロコが落ちる思いでした。フルリモートでフレックスタイム制という働き方に、大きな可能性を感じました。
特に心に響いたのは「働くをもっと楽しく、創造的に」というグループミッション。前職では経理業務とDX、財務補助業務を担当していたので、中小企業における経理業務の負担を身をもって理解していました。自分自身が経験した「こうだったら良いのに」という思いを、今度は支援する側として活かせる......こんな素晴らしいことはないんじゃないか、と感じました。

今している仕事の概要

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現在、私は経理領域で10社ほどのお客様を担当しています。主な業務は会計ソフトへの記帳、月次決算、入金管理、請求書発行など、経理業務全般です。また、必要に応じて他のメンバーのサポート業務も行っています。

特に印象に残っている案件は、ある企業の買収に伴う経理の仕組みづくりですね。買収元が東京で、買収先が愛知というケースだったのですが、買収先の従業員の方のIT経験にも配慮しながら、一から仕組みを構築していく必要がありました。現場の方々の「こうしたい」という思いを丁寧に拾い上げ、それを実現可能な形に落とし込んでいく。セクションリーダーと密に相談しながらプロジェクトを進め、また私のこれまでの経験を存分に活かすことができたと感じています。

日々の業務で特に大切にしているのは、お客様からの質問にできる限り迅速に答えることです。また、お客様が言葉にはしないけれど「ここが困っているんじゃないか」という部分に寄り添うことも重要だと考えています。それは、私自身が現場で経験した「忙しくて相談する時間さえない」という状況を知っているからこそかもしれません。先回りの提案をすることで、お客様の負担を少しでも軽減できればと思っています。

働き方に関しては、正直に言うとフルリモートに不安もありました。「孤独を感じたり、直接話をできないことで雰囲気が掴みづらかったり、ヘルプを出すときも自分から言い出しにくいのではないか」などと考えていました。でも、実際に働き始めてみると、そんな心配は全く無用でした。チームでサポートしてくれる体制が整っていて「困ったときはお互い様」という温かな雰囲気の中で、日々の業務に取り組めています。

今の仕事でのやりがい

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この仕事の醍醐味は、さまざまな業種のお客様や社内の方々とのコミュニケーションを通じて、常に新しい学びがあることです。それぞれの企業特有の業務設計やコミュニケーションの取り方、専門的な知識など、日々が学びの連続です。

お客様のご要望にも合わせて、テキストでのコミュニケーションだけでなく、定期的なオンラインミーティングを設けるなど、きめ細かな対応を心がけています。特に心が温かくなるのは、お客様から「助かっています」というお言葉をいただけるとき。先ほどお話しした、経理の業務フロー設計をした際は、お客様と一緒に試行錯誤を重ね、一から仕組みをつくり上げていきました。信頼関係が深まっていく中で、最後に感謝の言葉をいただいたときは、この仕事を選んで本当に良かったと心から思いました。

また、社内の方々との関わりも学びにつながっています。経理部門は複数のセクションに分かれて業務を行っています。それぞれのセクションが異なる業務を担当しており、専門性やリソースを補完し合う形でサポートし合える環境が整っています。

趣味やプライベートについて

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リモートワークを始めて、生活のリズムが大きく変わりました。以前は往復1時間半以上かけて通勤していましたが、今ではその時間を家族との時間に使えるようになりました。

ただ在宅で働くからこそ、気をつけていることもあります。朝は必ず身支度を整えて、仕事部屋に「いってきます」という気持ちで向かうんです。そうすることで、気持ちの切り替えにもなりますね。逆に、お昼は場所を変えてリビングで取るようにしていて、良い気分転換になっています。

何より嬉しい変化は、家族との時間が増えたことです。以前は仕事が忙しくて子どもたちと一緒に食事を取れないことも多かったのですが、今は一緒に食卓を囲める時間が格段に増えました。夕飯の支度も、仕事の合間に少しずつ準備ができるので、以前より余裕を持ってつくれるようになりました。

休日も、平日のうちに家事を済ませておけるので、週末は家族との時間をゆっくり取れるようになりました。買い物に行ったり、イベントに参加したり、時には旅行の計画を立てることも。私の趣味の編み物や料理にも時間が使えるようになって、生活に潤いが出てきたように感じます。

​​未来の仲間に対して一言

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私自身、働き方をリモートワークに変えることで生活に大きな変化がありました。これまでを振り返ると「子どもがまだ小さいときにこんな働き方ができていたら、どんなに良かっただろう」と思うことがあります。時間の使い方が柔軟になることで、仕事も家庭も、どちらも大切にできる。それが、リモートワークの最大の魅力だと実感しています。

地方在住者にとっても、全国規模でお客様と接する機会を通じてキャリアの可能性が広がるのではないかと思います。私は田舎暮らしをしながら、全国各地のお客様のお手伝いをさせていただいています。以前は地元企業で働く以外の選択肢は限られていました。今は場所に縛られず、自分の専門性を活かして働けることにやりがいを感じています。

私はこれまでの職場で経理担当をしているとき「もっと、こう変えたら良いのに」と感じる場面が何度もありました。今、その経験を活かして、実際にお客様の経理業務の改善をお手伝いできることに、大きなやりがいを感じています。経理やバックオフィスの仕事は、どの会社でも大切な土台となる部分。だからこそ、この仕事を通じて多くのお客様の力になれることを、誇りに思っています。

もし経理の仕事に携わっていて、「もっと可能性を広げたい」「新しい働き方に挑戦したい」とお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。きっと、新しい景色が見えてくるはずです。

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